2006年1月20日 (金)

クリスマスケーキ大作戦!

コンビニでバイトをしていると、クリスマス時期には「クリスマスケーキ予約受付中」なんていう張り紙と共に見本のケーキが置かれて予約を受けたりいたします。


結構あれって店ごとに目標個数なんてものがあったりするらしいのですが、そんなこと言われてもバイト的にはどーにもならんわけで、予約に来た人がいたら対応という感じで、何とか15個のクリスマスケーキの予約に成功!がんばったぜ!ってな具合。


確か12月23日くらいになると注文したケーキが店に届いてたはずなんだけど、その日店に行ってみたら・・・。


大量のクリスマスケーキ!総数55個!

予約の数より40個ほど多いです。


何をどう間違えたのかはしらんのですが、とりあえず15個のところ55個発注をかけてしまった!というのが原因らしく・・・。

「とりあえずこれ全部売ろう!」というか「売らないとやばいだろ!」という状態になってしましました。ただでさえ忙しい店なのにさらに忙しく・・・。

まだクリスマス前なのに「いきなり半額キャンペーン」開始!


この時点で一応予約のお客さんにはケーキ渡した後だったので、特に大きなクレームとかは無かったはず。とにかくこの期間限定品なのに超過剰在庫を何とかするという事しか店長の頭にはなかったみたい。

金額の足りない分は店側が何とかするということで、とりあえずいきなり半額でクリスマスケーキが販売されはじめ、適度に売れていく感じ。


そりゃそうだよなぁ。クリスマス前なのにクリスマスケーキ半額だもん。

でも、なぜか15個くらい売れて失速・・・。


そもそも見本のケーキが全然おいしそうに見えない辺りに問題があるんだけど、それでも半額で売れないとは。消費者はこのケーキに何の期待もしてないのかしら?

この時点で店長、売ることを半ばあきらめ、自分で15個くらい買取。

その後休憩時間に裏の事務所に行くと・・・。


「みんなで食べてください。深夜の人たちには別にあるので残さず食べていいです。」


との張り紙というか指令書とケーキ3個とウーロン茶のペットボトル2本。


この時間帯バイト3名。ノルマ1人1個・・・。


喰えるかっ!しかし、一応ノルマなので、みんな頑張って食べるものの、半分くらい食べるとウーロン茶だろうがなんだろうが飲み物等でごまかせる状態じゃなくなり、その後のバイト勤務に支障が出そうになるので、完食は断念。


途中コンビニの飼い犬に喰わせたり(店長には内緒で)したりもしたけど、最後の方は犬も喰わなねぇ~状態になっとりました。

本物のケーキを使ってパイ投げとかやったらいいかも♪という意見もあったものの、食べ物を粗末にするのはダメだろ。というか、後片付け大変だから嫌だ。ということで落ち着いてしまい、とりあえず喰おうということで、がんばってみたわけです。


事務所の机の上には戦闘機の撃墜マークのごとく「砂糖でできたサンタクロース」が並べられておりました。

みんなでがんばって喰ったんだけど、それでも全部なくならず、あみだくじで半強制的にクリスマスケーキをバイトにプレゼント!というイベントを行いやっとこの大量のクリスマスケーキは姿を消したのでした。


めでたし。めでたし。

いや、あんまめでたくねーかも。





| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月19日 (木)

明るい家族計画

コンビニという所はホントに色々な人が集うわけでして、バイトをしてるとかなりビックリしたり、新しい発見に出会ったりということがございます。まぁそんなコンビニでバイトをしていたときの話。


 夕方からのシフトでレジを打ったり、品出したり、廃棄の弁当を片づけたりとその日も結構忙しかったりしておりました。そもそもそのコンビニはかなりの優良店ということで、24時間とにかくガンガン客が来ます。どこからこんなに人が来るんだよ?という感じでガンガン来るわけですね。


 まぁ店的にはお客さんがたくさん来るのは大いに結構なわけですが、バイトとしては疲れるのでちょっと嫌な感じだったりしてね・・・。

 
 そんな中1人のおやG車で乗り付けて登場!店内に走り込むと一目散に棚から商品を取ってレジへ!その商品は・・・。

コンドーム


 いくつかの商品はなんかしらんが紙袋に包んだ上でビニール袋に入れるわけなんだけど(よけい目立つんじゃねーか?)その手法にのっとり、紙袋に包もうとしたその刹那!


「あ、すぐ使うからこのままでいいよ」


 なんとっ!おやGすぐ使うですか!今すぐ明るい家族計画発令!ってな感じ。それにしても「明るい家族計画」というフレーズは良くできてるよなぁと常々思ったりするけどどう?


 ま、それはさておき、おやG1000円札をパッと出し「お釣りいいよ」と言うが速いか走って退店。


 来たときの車で去って行きました。


 残されたレジの俺達・・・唖然。


 そんなに緊迫した状況だったのだろうか?おやG・・・。





| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月28日 (水)

漫画な彼

 ラーメン屋でバイトをしているときの話。

 前にも書いたとおり2階は1人で担当が基本なので、その日も夕方から店に入り、適当に客が来るのを待っておりました。

 基本的にこの店は飲屋街の中にあったりするので、普通で言う晩飯の時間というのとは違った時間帯が込み合う時間だったりするわけなのです。

 さて、まぁ大体はじめはやることも無いので店に置いてある漫画とかを適当に読んでいるわけですが、そんな時間帯に彼は来るのです・・・。

 来るときはいつも大きな紙袋を手に持ってやってくるその彼。彼が来る時間というのは他の客はいないので、彼はラーメン屋の二階貸し切りっ!いぇい!ってな感じ。

 そもそも、1人で来る客は1階の方で対応してくれるはずなのだが、彼は有る意味有名人なので、2階に案内されてしまうわけなのです。

 彼は店の奥の4人がけのテーブルに毎回着席。

 注文を聞くと「ラーメンとチャーハン」とボソッと答えてくれるそんな彼。いつも同じ物を食べます。

 彼は注文を終えると、手にしていた大きな袋から大量の漫画(雑誌)を取り出し、それを机の上に重ねるという作業を毎回行います。大体数にして5,6冊くらいの漫画雑誌。

週刊の物が殆どでまぁ皆さんも目にしたことがあるようなやつです。  彼はその中からおもむろに1冊の雑誌を選び食い入る様に読み始めるというのがまぁ彼の決まった行動パターンだったりしてます。

 彼の注文した「ラーメンとチャーハン」は程なくして完成。客の殆どいない時間帯なので、結構すぐできてしまったりします。

 そんな彼の晩飯は店に備え付けられている料理を運ぶエレベーターで2階まで上げられてくるわけです。これを俺がささっと彼の前へ運んでいくという感じ。

 「ラーメンとチャーハンお待たせしました」といつものように元気よく運んでみるものの、彼は漫画を食い入るように見ているため、殆ど反応無し。寂しいもんですねぇ。

 そんな彼の事は放って置いて俺の方も漫画とか読んでたりしておりますと、大体他の客が2階に案内されて来ますので、その相手をしなければなりません。注文を聞いて、下にその注文を伝えて、またエレベーターで運ばれてきたらそれを出して・・・そんなことを何回かやっていると、大体1時間位の時間が過ぎますでしょうか。

 ふぅ~少し混んできたなぁ~などと思いつつ店内を見渡すわけです。

 すると、当然の事ながらさっきの彼も目に入るのですが・・・

1時間ほど前に彼の前に運ばれたはずの「ラーメンとチャーハン」は未だ手つかずっ!

 そうなのです、彼は毎回この店に来て「ラーメンとチャーハン」を注文するものの、料理ができて運ばれてきても大体1時間~1時間半は漫画を読むことに集中しているため、その料理に一切手を付けないのでございます。

 大きな紙袋から出した本をすべて読破するまでは彼は料理の事は全然見向きもしないで黙々と読書ならぬ読漫をしているわけなのです。

 そこでふと、思うことがあったわけなんです。

 「1時間以上放置したラーメンっておいしいのか?」これです、これ!

 チャーハンの方はまぁさめておいしく無くなったというレベルで何となく理解ができるわけなのですが、完全に伸びきったラーメンは旨いのか?いや旨いはずは無いんだけど、彼は毎回この作業を繰り返すわけで、もしかしたらラーメンって のびた方が旨いのかおい?という素朴な疑問へと発展。

 彼を眺め続けてみたわけなんです。

 すると、やっと手持ちの漫画を全部読破した彼は、まるで「ラーメンとチャーハン」がたった今運ばれてきたかのごとく普通にラーメンにコショウをかけ、割り箸を割り・・・

 ずじゅぅずじゅずじゅぅ~

 と、スープをこれでもかっ!という程に吸い込んだラーメンを食しはじめたわけなのです。

 「満面の笑み」

 そのラーメンを食べた直後の彼の顔を言葉に例えるならまさしくこれでしょう。それくらい幸せそうな笑みを見せてくれたわけなのです。

 その後の彼はまた凄く、さっきまで黙々と静かに漫画を読んでいた青年はそこにはおらず「ラーメンとチャーハンを」怒濤の勢いでむさぼる変なお兄ちゃん(おやGに片足をつっこんだ位の人)がそこに登場!という感じ。

 ずじゅぅずじゅずじゅぅ~ とできたてのラーメンを食べる時はどう考えても出そうにない異様な音を発しつつ、モリモリ食べまくります。

 「少しは噛んだ方がいいぞぉ~」

 と声をかけてあげたくなるような、そんな食べ方に驚きです。近くのテーブルの人も一瞬その音に気づき視線を投げるのですが、まるで「見てはいけない物を見てしまった」という感じですぐに彼から目を背けたりしちゃいます♪

 彼は結局料理ができてもずーっと食べずに漫画を読み、読み終わったかと思うと蛇のごとく料理を丸飲み状態で食べることから、回転の速い1階のカウンターではおじゃまになってしまうので毎回2階へと案内されるのでございました。

 でもさ、2階でもじゃまだぞ・・・。

 一通り丸飲みが終了すると、さっさと帰って行くのでありました。

 そしてまた次の週やってくるのでした・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

パパとババァ

 学生時代に最初にバイトしたラーメン屋さん。夜遅くまでやっていて、駅前ということもあってか一杯飲んでからやってくるおやG達に大人気という状態だったわけです。

 社長はパチンコ大好きで、夕方ふらっと「出かけてくる」と言っては1時間~2時間で「この世の終わり」みたいな顔をして戻ってくるわけ。店の誰かが「いくら使ったんですか?」と聞くと「6万」とか平気で返ってくるしね。そんな事が日常茶飯事・・・。

 儲かってるんだなぁと思った記憶あり。だってさ、殆ど毎日パチンコに行って8割くらい負けて返ってくるわけで、しかも大体1回に5万前後は負けてくるってことは・・・。

 さて、そんな某駅前のラーメン屋さんにやってくるのは普通のお客ばかりとは限りませんで、色々な人がやって来るわけです。

 その日は結構客が多く、10時を過ぎてもいっこうに客が減らない状態。なんでこんなに人が来るかなぁ~とか愚痴を言いながら自分の持ち場である2階でせこせこ働いていたのでございました。

 この4人がけのテーブルx4と6人がけのテーブルx2程度のそんなに広いスペースじゃなかったので、担当は俺1人って感じなのでございました。

 そこへ無茶苦茶ケバイおばさんとサラリーマン風のおやGが来店。2階に来たわけですが・・・。

おばちゃんすでに激酔っぱらい状態。なんか足下フラフラしてるしね。階段あがりながらも「パパァ~私酔っちゃったみたいぃぃ~」とかそんなの一目みりゃ誰でも判るような事を大声で叫びつつ着席。

 「ねぇ、パパぁ~何食べる?ねぇねぇ?」と甘えまくり。パパと呼ばれたサラリーマン風のおやGはかなり迷惑顔なんだけど、とりあえず「俺はラーメンかな」とラーメンに即決らしい。するとおばさん「私もぉ~私もパパと一緒のにするぅ~」と大絶叫!

「お兄さぁ~ん、ラーメン2つぅぅぅ~」とりあえず馬鹿デカイ声で注文。1メートルも距離ねーだろ!って感じしつつも伝票にラーメン2と書いて下の階へ変な小さいエレベーターみたいなやつに乗せて送って注文完了♪

 その5秒後くらいに「ブッブー」と下から何かが送られてくるブザーがなり、他の客のラーメンが到着。奥のテーブルにいるおやG2人組が前に注文したラーメンができあがって2階に運ばれて来たわけっす。

 それをみておばさん「きゃーパパーラーメン来たわよ、ラーメン!」とか叫びだしやがった!

 俺的に「5秒でラーメン出来るかボケ!」とか思ったんだけど、とりあえずそんなことは口に出さずに奥のテーブルへそのラーメンを運んで行ったんだけど・・・。

 「あれぇ~パパぁ~私のラーメンが、私のラーメンがぁー」とババァ大絶叫!だだっ子もビックリな雄叫び!

 この辺りでサラリーマン風のおやGもこのババァの暴走ぶりをもてあましてるらしく「まぁまぁあれは他のお客さんのだからね。もう少ししたら来るから」とまるで自分の子供をあやすかのごとくババァをなだめはじめておりました。

 するとババァ「お兄さぁ~ん。私とパパのラーメンはやくぅぅぅ~」とちっとも可愛く無いというか、むしろ殴ってやろうかとか思う様な笑顔で言ってくれました。

 そしてしばらくしてババァとパパのラーメンも到着。黙々と喰ってるかと思ったら、突然ババァがスゲーこと言い出した。

 「パパは私と奥さんどっちが大切なの?」

 おい!ババァ。それってラーメン屋でしかもかなりデカイ声で話す内容か?

 少しほろ酔い気味だったおやG一気にしらふに戻った様子。

 ババァはそのまま暴走モード(さっきから暴走してるけど)突入!

 「ねぇ、私より奥さんの方が大事なんれしょ!」  

 「この後奥さんの所に帰っちゃうのよね。」

 「私はどうでもいいのよね!」

などと、マシンガン愚痴状態。っていうか、声でかいよ。

周りの客は引きまくり・・・。いつもはにぎやかな店内がシーンと静まり返っておりました。

ひとしきり愚痴ったかと思えば今度は

「パパぁ~このラーメン凄くおいちぃ~

と、甘え攻撃!お前は優香か!?

パパと呼ばれていたサラリーマンの人は途中から「そうだね」とか「ははは」とか「うん」なんていう台詞しか言わなくなってしまっておりました。

さて、無事にラーメンを食べ終わった二人は階段を降りて帰っていくのですが・・・。

途中「ガタガタッ!」ババァこけるっ!

「パパぁ~転んじゃったぁ~帰れないぃぃ」というとっても怖い台詞が最後に聞こえてきました。

パパさんに合掌。

| | コメント (0) | トラックバック (0)